公務員は誰でも合格できる!公務員になるためのロードマップを元ブラック企業勤務の県庁職員が徹底解説
はじめまして!元県庁職員のハンター公務員といいます!
このページでは
「公務員になるためのロードマップ」
を実体験も交えながら、徹底的に解説します
早く具体的な説明を読みたいよ!という方はボタンをタップして下さい!
▼知りたいところから読む人はこっち▼
僕は工学部を卒業し、新卒で入ったブラック企業でこき使われていて
「このままじゃ、人生が終わってしまう…」
と思い、働きながら8か月間勉強して29歳で県職員になりました
8か月間の月の平均残業時間は78時間程でしたので、かなりきつかったです
- 県庁 ⇒合格
- 市役所(県庁所在地) ⇒合格
- 国税専門官 ⇒合格
その後、県庁は9ヵ月で退職し、大手半導体ホワイト企業の機械設計エンジニアとして働いています
公務員は辞めてしまいましたが、
- 異分野からの挑戦でも
- ブラック企業で働きながらでも
本気でやればなんだってできるんだ!
そう思えたことで、今は発信活動を副業としてスタートさせるなど充実した生活を送っています
公務員試験は正しい努力を続ければ、必ず合格できる
僕が身をもって証明したで
このブログを読めばどんな人でも、最速最短で内定を勝ち取ることができる
正しい努力は裏切らない
そんなブログになっています
公務員への道に加えて、よくある質問
についても、回答します!
繰り返します
「どんな人でも、公務員になれます」
夢を夢で終わらせるのか
行動を起こして夢を掴むのかはあなた次第です
「早く試験について詳しく知りたいねん!」という人は、下のボタンをタップすると飛べるで
- 【STEP0】あなたは公務員に向いている?公務員試験を受ける前に確認してほしいこと
- 【STEP1】公務員試験とは何か知ろう
- 【STEP2】公務員試験に申し込もう
- 【STEP3】勉強開始前に独学か(オンライン)予備校に通うかを決めよう
- 【STEP4】筆記試験の勉強を始めよう
- 【STEP5】面接カード・アピールシートを作成しよう
- 【STEP6】面接試験を受けよう
- 【STEP7】おめでとう!内定です
- Q&A 公務員試験に関してよくある質問
- Q1.とりあえず受験だけしてみようと思いますが、ワンチャン合格できる可能性はありますか?
- Q2.公務員には興味がありませんが、両親から公務員を薦められています。
- Q3.公務員の年収はどのくらいですか?
- Q4.志望理由が安定しているからだけなのですが、面接で落ちますか?
- Q5.低学歴です。低学歴では公務員は厳しいでしょうか?
- Q6.社会人でも勉強すれば、公務員に転職できますか?
- Q7.県庁と市役所ではどちらがいいですか?
- Q8.今年落ちてしまいました。来年同じ自治体を受験できますか?
- Q9.大学1年生の公務員希望者です。卒業までに今から何か対策をしておいた方がいいですか?
- Q10.公務員試験を受けるときに有利になる資格はありますか?
- Q11.面接試験で面接官はどんなところを評価しているのでしょうか?
- Q12.合格フラグと不合格フラグを教えてください
【STEP0】あなたは公務員に向いている?公務員試験を受ける前に確認してほしいこと
- 「せっかく公務員になったのに辞めるとかバカだな」
- 「なんで?ただ定時まで座ってればいいだけやん?」
僕は公務員を辞めたので、よくそんなことを言われます
そういう人に限って公務員という職業を理解していません
みなさんには、ちゃんと公務員について理解をした上で試験に望んでほしいと思っています
そうしないと
- 勉強モチベーションが続かない
- 入ってもすぐ辞めてしまう
ということになってしまいます
ここでは勉強を始める前に、あなたは本当に公務員に向いているか確認してほしいです
僕は向いてなかったのかも・・・
なぜ公務員になりたいのか考えてみよう
「あなたはなぜ公務員に興味を持ったのですか?」
- 地元で働きたいから
- 安定しているから
- 親にすすめられたから
いろんな理由があると思います
「公務員になりたい」
僕はこの気持ちの強さと、合格率には相関があると思っています
公務員試験は非常に厳しい試験です
約1年は、公務員試験勉強に全てを捧げる覚悟がないと合格できません
つらい時やしんどい時
「公務員になりたいんだ!」
という強い気持ちが、あなたを机に向かわせてくれます
公務員試験を始める前に、もう一度その覚悟があるのか?自分に問いかけてみてください
僕は予備校に課金もしてたし、ブラック企業から逃げたかったから死ぬ気で勉強できたよ
公務員は楽な仕事?高給取り? ⇒違います
何も知らない人はよくこんな愚痴を言います
「公務員はいい身分だな。楽して高い給料もらってさ」
⇒そんなことはありません
公務員の給与は、民間賃金を参考に議会の議決した条例で定められます
そのため給与は、民間企業の平均となっており、決して高給取りではありません
特に若手のうちは、非常に給与水準が低いです
初任給 | 地方公務員 | 国家公務員 |
---|---|---|
大卒程度 | 187,623円 | 222,240円 |
高卒程度 | 154,067円 | 154,600円 |
一方で、公務員に求められる仕事は多様化しており、楽な仕事ではありません
新型ウイルスや急速なデジタル化への対応などは目新しいところですよね
公務員は楽で、高給取りだと安易に考えている人は、ギャップに苦しむことになるでしょう
その反面、強い正義感を持っている人は、やりがいある仕事に感じるでしょう
民間企業と公務員の違いは? ⇒責務の重さです
公務員には民間サラリーマンより、より高い倫理観が求められます
国民の命を預かっているからです
公務員が担っている役割は、国民が安心・安全に暮らすために必要不可欠です
- 医療機能
- 消防機能
- 警察機能
- インフラ(水道・道路など)
- 給付事業(生活保護・年金など)
つまり公務員の公務はミスが絶対に許されないのです
全体の奉仕者として、命を預かる責務を背負う覚悟はありますか?
もう一度確認してみてください
公務員と民間企業の違いについて、もっと知りたい人はこちらの記事をどうぞ!
自分は公務員に向いているのか再度よく考えてみよう
ここまで
「公務員に向いていますか?」
ということをずっと問うてきました
なぜこんなことを【STEP0】でさせるのか?
「公務員に向いていない人が、勉強するのはもったいないからです」
公務員に向かない人は、公務員になったとしても必ず辞めるか、病みます
であれば、最初から民間企業への就職、転職を考えるべきだと思うからです
また公務員試験は生半可な気持ちでは受かりません
だからまず【STEP0】として、ご自身の覚悟を確認してもらいたかったのです
僕も公務員が合わずにやめたからね~
ハンターが公務員を短期離職した理由はこちらをご覧ください
【STEP1】公務員試験とは何か知ろう
ここからは具体的に公務員試験の内容に入っていきます
公務員試験は筆記試験だけでしょ?と思っている人も多いです
ここではまずは公務員試験とはどのようなものかを知りましょう
- 受験資格
- 試験内容
- 合格基準
- 難易度
公務員試験の受験資格は? ⇒原則年齢制限のみです
まず受験するのに、原則資格は不要です ※保健師、看護師、薬剤師などは別
注意するべきなのは年齢制限です
自治体によって設定されており、受験時に超えていた場合は受験することができません
年齢制限さえクリアしていれば、受験資格があります
また学歴も関係ありませんので、どんな人にもチャンスがあります
僕の知り合いは高卒だけど、地方上級に合格したよ
公務員試験の試験内容を知ろう
公務員試験は大まかにいうと、1次試験と2次試験に分けることができます
1次試験は筆記試験、2次試験は人物試験です
1次試験は筆記試験=学力の試験です
科目数は非常に多いですが、各科目2~4問程度の出題なので、浅く広い知識が求められるのが特徴です
- 教養科目
⇒人文科学や数的処理、自然科学など - 専門科目
⇒憲法、民法などの法律系と、マクロ・ミクロ経済などの経済系
2次試験は人物試験=面接試験です
近年はどの自治体も、人物を重視する傾向が非常に強くなっています
そのため面接試験の出来が、合否にもろに影響します
- 面接カードに基づいて行う
- 3~4回程度あることが一般的
- 自治体によって形式が異なる
試験の合格基準は? ⇒受験者間での相対評価です
公務員試験は全て相対評価です
明確な合格基準があるわけではなく、周りの受験者との比較で合否が決まります
例えばテストでどれだけいい点をとっても、平均点がそれ以上なら落ちます
逆に言えば、平均点より少し上の点数さえ取れればOKです!
また近年は1次の筆記試験は足切りだけで使われている場合も多いです
その場合、1次でトップ合格しても、2次では点数がリセットされて再スタートになります
ですので最終的に内定がほしいのであれば、筆記が合格ラインを超えたと確信したら、面接の練習に切り替えるのをおすすめしています
試験の難易度は? ⇒難関試験の部類です
公務員試験が難関試験と言われるのには理由がいくつかあります
- 継続して勉強することが難しい
- ・公務員試験は範囲が膨大であり、出題箇所を絞りにくい
- ・人気の試験で倍率が非常に高い
試験によって合格率は異なりますが、大体15%〜40%程度でしょうか
いずれの試験も並大抵の努力では合格できません
しかし、僕は正しい努力をすれば必ずどんな人も合格できると思います
なぜか?
- 問題自体は簡単だから
- 出題範囲を絞ることができれば作業ゲーだから
- 倍率は高いが、本気で勉強してきた人は少ないから
です
合格に向けて正しく頑張れば、報われます!
【STEP2】公務員試験に申し込もう
公務員試験に挑む決心がついたら、いざ申込みましょう
申込みの期間は職種によって異なっています
ご自身が受験したい試験の要項をよく読んでください
詳細情報は自治体のHPにありますので要確認です
追加募集があったりするから、興味がある自治体のHPは都度確認しておいたほうが良いよ
公務員試験の申し込みから受験までの一般的なスケジュールとは?
ここでは申し込みから試験までのスケジュールを解説します
※試験によって流れは異なるため、要項を要チェックです
公務員試験は併願できるの? ⇒できます
体感ですが、受験者の9割近くは併願をしています
特に大学生は、卒業後に就職先が無いと困るのでリスクヘッジは必要です
公務員試験は、試験日程が被っていないのであればいくらでも併願することが可能です
ただし多くなりすぎると、自治体研究の時間が足りずに、面接試験の回答クオリティが下がってしまいます
多くても3〜4団体程度が無難です
民間企業との併願も可能なの? ⇒可能です
日程さえ調整できれば、民間企業との併願も可能です
僕の周りでは3割くらいの人が、民間と併願をしていました
個人的には民間企業併願は非常にいい選択だと思っています
僕自身、民間企業と公務員両方経験してきましたが、それぞれいい面と悪い面があるからです
公務員になるだけが全てではないので、ぜひ民間併願も検討してみてください!
【STEP3】勉強開始前に独学か(オンライン)予備校に通うかを決めよう
試験勉強を始める前に、独学 or (オンライン)予備校を決めましょう
公務員試験はどちらを選んでも、合格することは可能です
しかし、それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合う進め方を選んでください
この選択が、今後の公務員試験の合否を左右することは間違いありません
⇒予備校か独学か
【本気で合格したいならコレ!】予備校のメリットデメリットまとめ
予備校のメリット・デメリットを示してみました
正直に言うと、
「本気で公務員試験に合格したい」
という人は予備校一択です
最大のメリットですが
「プロから最速最短の道を指導してもらえること」
だからです
一方で、
「費用がかかる」
という点が最大のデメリットです
しかし予備校ではかかった費用よりも、メリットのほうがはるかに大きいです
公務員試験では間違いなく、予備校に通っている人が有利になるということを覚えておいてください
費用は公務員になればすぐに回収することはできますが、気になる人はやめておいた方がいいかもしれません
【無料ならコレ!】独学のメリットデメリットまとめ
独学のメリットは何と言っても
「無料であること」
です
その反面
「公務員試験の戦略を立てないといけない」
「モチベーション維持が難しい」
というデメリットがあります
公務員試験において、戦略を間違った努力は何の価値もありません
また長期戦になるため先が見えない独学では、モチベーションの維持が非常に難しいです
そんなリスクを追ってでも、自分一人でやっていけるという自信がある人は、独学が一番コスパがいいです
予備校と独学どちらを選ぶべきか
結局予備校と独学どっちがいいんや!
改めて予備校と独学の特徴を比較してみましょう
独学 | 予備校 | オンライン予備校 | |
---|---|---|---|
料金 | 5万円程度(テキスト代) | 年額20万円~50万円 | 年額8万円~20万円 |
合格率 | 低い | 高い | 高い |
勉強モチベーション | 低くなりがち | 高い | 高い |
勉強のペース | 自分の好きにできる | カリキュラムに合わせる | カリキュラムに合わせる |
テキスト | 自分で選定して購入 | コースに含まれる | コースに含まれる |
勉強時間 | 自由 | 講義がある | 自由 |
⇒公務員試験のプロから、実績のあるやり方を習って、確実に内定を手に入れたい
⇒予備校に通いたいが、時間が取れない
⇒公務員試験の戦略もスケジュールも自分で立てられるし、何より無料で合格したい
どの選択でも間違いではありません
自分に合っているとものを選ぶといいぞ!
公務員試験合格にかかる費用はいくら?予備校の費用は?
公務員試験にかかる費用は、どのような勉強方法を選ぶのかによって変わってきます
予備校 | オンライン予備校 | 独学の場合 |
---|---|---|
35万円程度~ | 8万円程度~ | 5万円~ |
僕自身はオンライン予備校に通って合格を勝ち取ることができました
「予備校やテキストの費用が高くて無理!」
という人がいます
その点が気になる人は、受験は控えるべきかもしれません
例えば、年間20万円の予備校費用だったとしても、公務員になれば1ヵ月の給与でペイできます
個人的には、将来の目標への投資としては、非常にコスパいいものだと思います
【STEP4】筆記試験の勉強を始めよう
勉強する準備ができたら、いよいよ1次試験の勉強を始めましょう
筆記試験は公務員試験の第一関門です
この試験で大体、倍率でいうと2倍弱くらいまで絞られます
100人の採用枠に対して志願者が1,000人(倍率10倍)
⇒筆記試験後は200人弱に絞られる(倍率2倍)
これだけ聞くと、厳しいですよね
でも大丈夫です!
ちゃんと勉強すれば、誰でも合格できます
筆記試験はどんな試験かを知ろう
⇒図の差し込み
筆記試験の内容は、教養試験と専門試験に分かれています
特徴としては、教養・専門ともに出題範囲がとんでもなく広いという点です
ただ問題自体はそこまで難易度が高いというわけではありません
広く、浅く、効率的に得点につながるような学習が求められます
教養・専門両方で7割程度取れるようになったら、1次試験は安心できます
専門試験でどんな科目が出題されるか知ろう
専門試験では憲法・民法などの法律系科目と、ミクロ・マクロなどの経済系の科目があります
筆記試験の勉強は専門試験から先に進めましょう
また完璧を目指すのではなく、あくまで公務員試験の問題を解ける程度の知識を、広く浅くつけましょう
- 傾斜配点がかかり、専門試験の方が配点が高い場合があるから
- 一つ一つの科目の範囲が広すぎるから
多くの自治体で、専門試験には傾斜配点がついており、教養と専門では1.5倍程度の配点差が出てきます
先に専門科目を進めておく方が、点数に結びつきやすいのです
また例えば、民法一つとってもとんでもなく範囲が広いです
司法試験レベルまで完璧にやろうと思えば1科目だけで、1年以上かかるでしょう
ですが公務員試験ではそこまでは不要です
公務員試験レベルまででとどめて、他の科目に取りかかりましょう
特に独学の人は、試験に不要なところまで深めすぎて時間をロスしないように配慮が必要です
予備校の人はどんな問題をどこまでやればいいか、プロから教えてもらえるぞ!
教養試験でどんな科目が出題されるか知ろう
教養試験では数的処理・人文読解・自然科学といった科目があります
レベルは高校・大学受験レベルのものになります
特徴としては数的処理と人文科学の割合が大きいことです
そのため教養科目で安定して高得点を取るためには、数的処理と人文科学をやりこむ必要があります
また自然科学などで、出題数が少ないものは捨て科目にするのも賢い戦略です
化学は1~2問しか出ません
⇒この1~2問のために、化学をやりこむのは時間の無駄です
であれば、出題数の多い数的処理や人文科学に時間を割いた方が、タイパがいいですよね
各科目出題数は2から4問のみ! ⇒捨て科目の選定など戦略が必要です
ここまで筆記試験の内容を説明してきましたが、出題範囲が非常に広いことが分かったと思います
全ての科目を隈なく勉強できればいいのですが、現実的に不可能です
また一方で、各科目の出題数は多くても2~4問程度しかありません
そこで
「勉強時間に見合わない科目は一切勉強しない」
という思い切りが必要になります
いわゆる捨て科目です
捨て科目を作ることで、出題数が多く確実に得点できる科目に集中することができます
予備校の人は、講師から指導が入ると思いますので、それに従いましょう
独学の人は、合格するための調査と戦略の構築が必須になります
早めに対策しておくべき科目 ⇒時事は必須です
時事は優先して対策しておく必要があります
公務員試験問題には高確率で、時事ネタを混ぜてくるからです
時事をやっていないと、専門科目の知識だけでは対処できないものが多いです
時事の勉強は早いうちからスタートさせましょう
公務員を目指す人なら必ず速攻の時事の最新版を購入してくださいね!
【STEP5】面接カード・アピールシートを作成しよう
1次の筆記試験に無事合格できたら、次は面接です!
面接試験の前には、面接カードを提出しておくのが通例です
面接カードは1度提出すると、最後までやり直しが効きません
また面接カードに書いた内容に沿って、面接が行われます
なので面接を見越した面接カードを作成しましょう
はっきり言います
1次試験に合格できたあなたは、本当にすごいです!
自信をもって以後の試験に進んで下さい!
面接カード・アピールシートとは何か知ろう
面接カードは民間企業でいう、エントリーシートのようなものです
ただ一つ違う点は、面接カード自体は採点されないという点です
なので面接カードで書類落ちということはありません
しかし、面接カードには重要な役割があります
それは
面接のガイドラインとしての役割です
つまり面接カードに書いたことに関して、質問がされるということです
「事前に面接で聞かれることをある程度予測できる」
ということになります
また面接カードと、面接での回答には一貫性を持たせる必要があります
面接試験ではこの一貫性が崩れると、一気に減点されるので注意が必要です
面接カードの書き方は? ⇒これだけ見れば完璧です!
面接カードの設問で聞かれるのは次のようなものです
- 経歴
- 志望動機
- 自己PR
- ガクチカ
- 関心事項・最近関心を持ったこと
- やってみたい仕事
- 今まで困難だったこと・乗り越え方
- 受験自治体について思うこと
- 併願状況
- 趣味・特技
- 公務員倫理
こちらの記事で、面接カードの書き方、注意点、各設問への回答方法について全てまとめました
ぜひご覧ください
【STEP6】面接試験を受けよう
いよいよ面接試験です
近年は面接試験の配点が非常に高い傾向があります
多様化する社会に対応できる人材が欲しいからです
この流れは、今後も続いていくでしょう
緊張すると思いますが、落ち着いて、きちんとやってきたことを話せば必ず合格できます
あと一息、頑張りましょう!
面接試験が公務員試験の一番の勝負所! ⇒実は余裕です
面接試験はみんな緊張しますよね
でも実は余裕です
公務員試験では当たり前に筋の通った会話ができれば合格できるからです
民間企業では目立った長所がある人が重宝されるはずです
しかし公務員は違います
⇒公務員と民間企業違い
公務員は決められた仕事を淡々とこなすことを求められます
そのため真面目で、論理的に考えられる人であれば合格ラインです
また公務員の面接では、オーソドックスなことしか聞かれません
あまり気を張らずに、淡々と回答できることが重要です
面接試験は面接カードに沿って行われる
面接官は、面接試験の前に面接カードをサッと読んでから面接をスタートさせます
ですので、質問内容は面接カードに沿ったものになります
ここで注意するべきなのは、面接カードに記載した内容からブレないことです
例えば、志望動機に災害対策がしたいと書いていたならば、面接でも同じことを言いましょう
ここで福祉の仕事がしたいなどと言ってしまうと、一貫性が無くなり大減点です
逆に言えば、面接カードに沿った質問が9割以上のため、大体質問される内容は予想できます
面接カード提出時に、面接本番を見越した内容にしておく必要があります
面接ではどんなことを聞かれるの? ⇒全てまとめました!
面接試験本番で聞かれるのは
- 経歴
- 志望動機
- 自己PR
- ガクチカ
- 公務員と民間企業との違い
- 苦手なタイプの人
- 住民からのクレームどうするか
- SDGsとは何か
- なぜ公務員なのか
- 公務員として必要な資質を5つ
- 自分の長所を3つ
- 自分の短所を3つ
- 気になっている施策は
- 最近読んだ本は
- 5年後10年後どうなっていたいか
- 仕事とプライベートどちらを優先するか
- 今回不合格になれば、来年どうするか
- ストレスを感じるのはどんな時か
- ストレス発散方法は
- 希望の職に就けなかった場合どうする
- 座右の銘/好きな色/好きな言葉
- 採用ページ(HP)見たか
- 採用ページ(HP)はどうすればもっと良くなると思うか
- GXとは何か
- DXとは何か
- 関心事項・最近関心を持ったこと
- やってみたい仕事
- 今まで困難だったこと・乗り越え方
- 受験自治体について思うこと
- 併願状況
- 趣味・特技
- 公務員倫理
これは僕の実体験に基づくので、間違いありません
別途詳細に解説をする予定としています
【STEP7】おめでとう!内定です
内定が出たら、行きたい自治体の内定を承諾しましょう
ここで気を抜いて、内定取り消しなどにならないように要注意です
このブログでは、公務員の日常についても更新していますのでぜひご覧ください!
また公務員に就職したけど、
「合わないな」
と思う人は、早めに転職活動を進めた方がいいです
僕もとりあえず、転職エージェントに登録だけしてました
いい求人に巡り合えて今は民間企業に務めています
もしよろしければチェックしてみてください
Q&A 公務員試験に関してよくある質問
ここではよくある質問について回答してみました
確認して、何か質問があればこちらから連絡していただければ回答できます!
Q1.とりあえず受験だけしてみようと思いますが、ワンチャン合格できる可能性はありますか?
ありません!
合格するためには、入念な計画と正しい努力、そしてそれを継続する力が必要です
片手間で申し込みだけして、合格できるものではありません
Q2.公務員には興味がありませんが、両親から公務員を薦められています。
自分が何をしたいのかをはっきりさせましょう
公務員は万人に向く職業ではありません
興味がなければ、就職してもつらい日々になる可能性が高いです
勉強を始める前に、就活エージェントや転職エージェントに相談してみるのも一つの手です
(登録だけは無料なので)
Q3.公務員の年収はどのくらいですか?
公務員の年収は平均で約670万円程といわれています
しかし特に若手は給与が低く、同年代の民間企業の人よりは低い可能性があります
詳しくはこちらのページで解説していますの、ぜひご覧ください
Q4.志望理由が安定しているからだけなのですが、面接で落ちますか?
落ちません
しかし、面接試験や面接カードにストレートに「安定しているから」と書くと落ちます
そのため志望動機を考える必要があります
奇をてらったものでなくてもいいので、面接官が納得できるものにすれば問題ありません
志望動機の考え方については、こちらで詳しく説明していますので、ぜひご覧ください
Q5.低学歴です。低学歴では公務員は厳しいでしょうか?
学歴は全く関係ありません!
公務員試験はそもそも学歴を伏せて行うことすらあります
それは
「学歴による偏見で公正さを欠く試験にならないように」
という配慮です
ですので、学歴が合否に影響することはありません
Q6.社会人でも勉強すれば、公務員に転職できますか?
可能です
手前味噌ですが、僕がブラック企業で働きながら合格できた経験があるからです
学生さんと比較して、時間が取れずキツいところはありますが、やれば合格できます
「どんな人でも自分次第で人生を大きく変えられる」
それが公務員試験です
Q7.県庁と市役所ではどちらがいいですか?
人によります
まず市役所と県庁で待遇はそんなに変わらない印象がありました
※自治体によります
しかし業務内容は大きく異なります
- 市役所
⇒住民窓口があるなど。住民との距離が近い - 県庁
⇒もう少し大きな視点で物事を進める仕事
どちらがいいかはその人が何をしたいかによって異なります
Q8.今年落ちてしまいました。来年同じ自治体を受験できますか?
年齢制限さえクリアしていれば、何度でも受験できます
Q9.大学1年生の公務員希望者です。卒業までに今から何か対策をしておいた方がいいですか?
今しかできないことをしておいた方がいいです
時間が十分にとれる大学生であれば、勉強は1年あれば間に合います(予備校に通った場合)
それまでは、大学生の時間があるときにしかできないことをしておく方がいいと思います
面接でのネタにもなります
Q10.公務員試験を受けるときに有利になる資格はありますか?
特にありません
資格自体は自己アピールにはなりませんが、その過程はアピールできます
なぜその資格を取ろうと考えたのか?
どのような行動を取ったのか?
という努力の過程を語ることができれば、プラスに働くでしょう
Q11.面接試験で面接官はどんなところを評価しているのでしょうか?
あなたはどんな人物なのか?という点です
あなたは物事に対してどのような考えを持ってきたのか?
それに対してどのような行動を起こしてきたのか?
そこを面接官に分かってもらえるようにする必要があります
Q12.合格フラグと不合格フラグを教えてください
ありません
面接官によって異なるからです
またそれが分かってもメリットがありません
それを気にするよりも、自分のアピールがしっかりできているかに注視しましょう