【例文あり!公務員面接カードの書き方基本方針】ポイント解説
こんにちは!元公務員の”やまゆう”です。
よっしゃー!!筆記試験受かったで!!
次は面接カード・・・ってどう書いたらいいねん。
おめでとう!面接カードは面接試験を受けるうえで超大事や!
しかも提出するとあとから修正がきかん。まず考え方からやな!
公務員試験は地獄の筆記試験に合格しても、すぐに面接カードの提出があります。
いきなり面接カードを渡されても「何から書いていいの?」となりますよね!
そこで今回は書き始める前に、覚えておいてほしい考え方を紹介します。
・簡潔に読みやすく!ぱっと見で分かるように!
・質問を想像しながら書く
・過激なアピールは控える
面接カードの重要性
面接カードはその名の通り面接時に面接官が参照するあなたの資料です。
面接官は基本的にそのカードをちょこっと読んでそこから質問を投げかけてきます
そう考えると、面接全体の流れを決める力を持つ重要な書類であることが分かります。
ここでは、面接カードを書く前にインプットしておいてほしい考え方を4つお伝えします。
結論ファースト!テンプレ公開
面接カードの出来を左右する超重要なポイントは
”結論から書くことを徹底する。”ことです。
大事なのでもう一度言います。
徹底して結論から書きましょう。
これは分かっていてもみなさんできていません。なので是非、下記のテンプレを使ってください。
1つ目は~~~だからです。+エピソード
・
・
・
〇つ目は△△△だからです。+エピソード
(よって私は~しました。)
質問に合わせてアレンジしてくださいね!この回答方法だと、質問意図からブレることなく回答できます。
とにかく先に回答をしてしまうこと。これが何よりも大切なポイントです!!!
簡単に【OK例】と【NG例】を記載しておきます!
例)最近関心があった社会情勢やニュースは何か?
※内容はぱっと考えたものですので気を付けてください。
【NG例】
近い将来大地震が来てもおかしくありません。地域単位での事前復興が話題になりましたが、その重要性を感じます。最近の石川県での地震は非常に驚きました
【OK例】
1つはchatGPTの普及です。私の職場では導入によって残業が前年比60%減少しました。その一方で人と人との関わりがより重要に感じる場面も増えました。そのバランスをとることが重要だと感じます。
2つ目は石川県での地震です。ここ数年で地震の頻度が増えたように感じています。近い将来大地震がくるという予測もあり、地域一体となって事前復興を進めておく重要性を感じています。
簡潔に読みやすく!ぱっと見で分かるように!
面接官に何より好印象を持たれる面接カードの条件は、見やすくて読みやすいことです。
なぜなら数日で何百人もの受験者を面接しなければならず、熟読する時間などないからです。
面接の裏側になってしまいますが、実は面接官が面接カードを読むのは面接前の2~3分だけです!
皆さんが面接官だとして、とても小さな字でぎっしりと書かれた面接カードを見る気になりますか?これは面接官にとって拷問です。
さらっと流し読みして、自分についてなんとなく分かってもらえる文章になっているか??これが重要なのです。
込み入った話はカードに記載せずに、面接で話すようにしましょう。
内容はともかく、そういった思いやりが面接をスムーズに進めることに繋がります。
読みやすい簡潔な面接カードとブレない情熱のこもった回答をすれば、面接の雰囲気は必ず良くなっていきますよ!!
質問を想像しながら書く
当然ですが、基本的に面接は面接カードの内容に沿って行われます。
これを言い換えると、あなたがある程度面接で聞かれることを事前に予測できるということです。面接カードに記載した内容からの質問は「ラッキー!!」と思って回答できるようにしましょう!
例を挙げてみます
例)自己PR
上の面接カードに対してどのような質問が考えられますか?
僕は下記のような質問が来ると思います。
具体的にどのようなことをして関係が良くなったのですか?
はい。まず聞くことに徹しました。ある本で、人は自分の話を否定せずに聞いてくれる人に心を開くと書いてあったので実践しました。
家庭教師であれば教える立場なので聞くだけではないですよね?
はい。ある程度関係ができてからは勉強にシフトしていきました。
勉強を教えていても、話やすい関係構築ができていたため活発に質問をしてくれたことがいい結果につながったと思います。
この長所はどこで活かせると思いますか?
はい。住民の方の信頼を得られると考えています。お越しいただいた住民の方のお話をきっちり聞き取り、適切な案内ができます。
また、丁寧に対応することで来てよかったと思っているような自治体にできると考えています。
最初から怒鳴ったり、なかなかお話を聞いていただけない住民の方もいらっしゃいますが、どう対応しますか?
はい。そのような方こそ、まずどのようなご要望があるのか?の把握を確実に行います。お怒りになる原因は必ずあると思いますので、冷静にお話をできるように致します。
僕はこのように面接カードを書きながら、自分で質問を考えていました。
また、面接の練習を予備校で何度もしていると、聞かれることが大体同じになっていることに気づくと思います。
つまりそれがあなたの面接カードを見て誰もが聞きたいことなのです。ここは自信をもって答えられるようにしてください!
過激なアピールは控える
先ほども述べた通り、面接はカードに沿って行われます。そのためカードの内容に突っ込みどころがあると、非常に厳しい戦いになります。
その突っ込みどころを減らすためにも、過激なアピールは控える必要があります!
例えば、以下のような例が悪目立ちして面接が厳しくなるものです。
例)あなたが取り組みたい施策は?
想定できる質問内容
たとえこれらにすべて完璧に答えられても、点数は無難に面接をこなした人と同じです。
なぜなら公務員試験は減点方式だからです!
基本的な考え方は下記の記事で説明していますので良ければ見てみて下さい。
また基本的に、公的機関は実績がないことを採用するのを嫌います。それは失敗のリスクがあるからです。
これらを考えると必要以上に革新的な考えをアピールするのは、非常にコスパが悪いといえます。
自分の本当の目標は胸にしまっておき、入職してから頑張ればいいのです!
ここは見栄を張らず、現実的に考えて記載しておきましょう!
ちなみに無難な回答は下記のようなものです。
例)あなたが取り組みたい施策は?
まとめ
いかがでしたか?今回は公務員面接カードの書き方基本方針を解説しました。
・簡潔に読みやすく!ぱっと見で分かるように!
・質問を想像しながら書く
・過激なアピールは控える
公務員の面接カードは面接の流れを決める非常に重要な役割があります。
何を書いたらわからない!!という人は今回の記事と合わせて迷わずに予備校を使いましょう!
僕も今後、実際の例文を挙げていこうと思っているのと、要望があれば添削サービスも考えています。
皆さんがすこしでも公務員になる!という目標に到達できるように頑張っていきます!
ご覧いただきありがとうございました!!