【公務員面接の基本マインド】何を質問されても落ちない!基本的な考え方とは?(社会人・新卒共通)
こんにちは!元公務員”やまゆう”です。
おい面接あかんかったやんけ。どうしてくれるんや。
え。面接でどんなこと言うたん?
この自治体を革新的に変える!そんな具体策を提示したったわ
たかはし、それでは一生受からんよ。説明するわ
今回は公務員面接試験に挑むうえでどんな考え方で挑めばいいのか?を解説していきます。
・徹底して70点の回答をし続ける
・質問に対して過不足なく的確に答える
・組織人としての協調性を意識する
・ストレス耐性をアピールする
・公務員としての倫理観を認識しておく
これらの考え方は面接において超基本の考え方になるので最後まで読んでいただけると嬉しいです!
ちなみに僕はこんなやつです!よければ確認してみてください!
公務員面接は減点方式!基本的なマインドセット
公務員面接では民間の面接と決定的に異なる点があります。それは公務員面接は減点方式ということです。
つまり面接官は回答の良さを評価するのではなく、減点箇所を探して採点しています。
ここでは減点されないように5つのポイントを挙げていきます。
徹底して70点の回答をし続ける
どんなことがしたいか聞かれたから、chatGPTで地方創生を進めて人員を半分削減する!言うたけどそれがあかんの?
それは減点されると思うよ。予算は?セキュリティは?立法は?とかいろいろ現実的ちゃうやん。
そんな革新的なことはいらん!70点の回答が大事なんやで。
公務員は民間企業と異なり、個性や特定の想いが強すぎるとリスク因子とみなされて減点対象になることがあります。
また、理想論ではなく現実的にできる回答を求められていると考えた方がいいです。
となると、面接では聞かれている必要最低限のことに過不足なく答えて余計なことを言わないことが重要になってきます。
例えば下記のように今まで自治体が行ってきた施策を挙げながら70点の回答するのが無難です
もっちりさんは●●県でどんなことがしたいのですか?
はい。2005年から●●県で実施されている空き家の再利用プロジェクトに関わってみたいと思っています。
なぜですか?
はい。理由は2つあります。1つは…..
質問に対して過不足なく的確に答える
公務員面接では会話の能力を試されます。面接官は間違いなく質問に対して答えがブレないか?を意識して採点しています。質問もあえてブレやすいように誘導してきます。
ここで相手の質問に的確に答えを返さないと、減点されてしまいます。これは当たり前のようで緊張するとみんなできなくなります。もっちり流必勝法をお伝えします。
必勝法
例えば下のNGやり取りを見てください
もっちりさんが前職で頑張っていたことは何ですか?
前職では納期が短くて大変で、お客さんが難しい人もいて、・・・でもやっぱりいいものも作らないとという思いがありました。
これは頑張っていたことを聞かれているのに、それに答えられていません。=減点になります。
これをテンプレ化すると、下のようになります。
もっちりさんが前職で頑張っていたことは何ですか?
はい、納期を守りつつ顧客ニーズを満たす製品を作る。ということです。
これだと頑張っていたことを明確に答えられています。また、公務員面接ではこの後必ずと言っていいほど追加質問で深堀されます。
具体的にはどんなことをしたのですか?
はい。製造方法を考え抜いて上司に提案し、納期・品質ともに向上するように会社全体に働きかけました。
こんな感じで、会話がブレないように回答するだけで減点リスクをかなり下げることができます。
組織人としての協調性を意識する
公務員面接では上司と意見が合わなかったらどうするか?といった内容の質問がよくされます。
これはその人が組織の中で仕事を忠実にできるか?を試されている質問です。
ここで減点されないためには、結果上司に従うという趣旨の回答をすることです。
公務員は大きな組織の中で仕事をしており、上席者が言うことや過去のやり方を完璧に再現することが求められる職場です。
ここで自我を出すような人間は自治体にとってリスク因子になるとみなされて減点されてしまいます。
簡単な回答例を見ておきましょう
上司と意見が対立した際にもっちりさんはどうしますか?
はい。上司のご意見をより深く伺って理解したうえでそちらで進めると思います。
なぜですか?
はい。なぜなら上司のご意見は様々な経験に裏付けされており、そちらの方が正しい可能性が高いと思うからです。ただ、未熟ながら自分なりの意見もきっちりとお伝えしたうえで進めると思います。
ストレス耐性をアピールする
公務員面接では必ず、「ストレスはどのように発散していますか?」と聞かれます。
ここでは必ずストレスはうまく発散できている!ということを絶対に強調してください!!
面接官は休まずに安定して働いてくれるか?退職しないか?ということを重視しています。
その理由として
・公務員は年度の途中で人員を補充することができない。
・メンタルを病んでしまう職員が急増(総務省調査)
・若手職員の離職率増加(総務省自治行政局実施「地方公務員給与実態調査」)
があります。
よって面接官にとって受験者のストレス耐性確認は非常に重要な役割であり、採点の大きなウェイトを占めると考えてください。
この傾向は今後もより強くなっていくと思われますので、必ず準備して前向きな回答をしてください!
公務員としての倫理を認識しておく
公務員としての倫理は何ですか?これはほとんどの試験で聞かれる質問です。
ここは完璧に答えられるように準備してください!
倫理観がない職員の軽率な行動により大きなバッシングを受けて、どうにもならなくなってしまった自治体も多数あります。
面接官はこの人は公務員の倫理を理解していて耐えうる人か?を確認したいのです。
僕の通っていた予備校の知り合いは、自転車で面接に向かう途中ヘルメットを被っていないことを偶然面接官に見られて不合格にされたということがあります。
それぐらい強い倫理観が求められるという意識で準備して下さい。
また簡単な回答例を載せておきますね。
もっちりさんの思う公務員としての倫理感とは何ですか?
はい。常に法律を厳守し、全体の奉仕者として職務や日常生活を過ごすことだと思っています。
民間企業との違いはありますか?
はい。民間企業でも倫理観は必要ですが、法律によって身分を規定されている公務員はより高い基準での倫理観が必要と考えております。
まとめ:公務員面接試験には明確に抑えるポイントがある
公務員面接では明確に抑えるべきポイントがあります。
もう一度基本的なマインドセットをおさらいしましょう
・徹底して70点の回答をし続ける
・質問に対して過不足なく的確に答える
・組織人としての協調性を意識する
・ストレス耐性をアピールする
・公務員としての倫理観を認識しておく
面接試験が苦手!という人も多いと思いますが、上記のポイントを徹底的に抑えて実行することで必ず合格ラインまで届くことができます。
不安がある人や必ず合格を射止めたい人は絶対予備校を使って何度もアウトプットする練習をして下さい!
不明点があればもっちりにコメントいただいても結構ですので、着実に合格を勝ち取りましょう!!
最後まで見てくださってありがとうございました!!