受験生公務員のライトの行政学って、どんな講座?
行政学の点数は欲しいけど、独学と大差ないなら買いたくないねん。



個人的には受講して合格できたし、めっちゃ良かったよ。
けど、求めるものによっては合わないって感じる人もいると思う。
自分で受講したガチレビューを伝えていくから、参考にしてみてな。
結論から言うと、公務員のライト行政学講座は、行政学を短期間で得点源にしたい人にかなり相性がいい講座でした。
実は僕は、行政学などの学系科目は直前でいいや!と余裕をかましていました。



でもな。直前になると正直それどころじゃなかった。
できるだけ、短期間で得点を重ねたかった。
そんな時に、公務員のライトの「行政学」が大活躍。
僕の場合は、1週間と少しで行政学の過去問が8割以上解ける状態になり、県庁・市役所・国税に合格できました。
ただし、聞き流しだけで勝手に仕上がる講座ではありません。
最初の1周は画面を見ながら、人物名や制度名を確認して進める必要があります。
この記事では、実際に全13回を受講した立場から、良かった点・気になった点・向いている人・料金・ハンター公務員限定の1,000円OFFクーポンまでまとめます。



お前、エアプの情報じゃないやろな!?
証明しろ!!
僕が実際に受講した証明はコチラ


受講を決めている人は、通常価格で申し込む前に必ず割引情報を確認してください。
現在、ハンター公務員経由限定で、公務員のライト行政学講座に使える1,000円OFFクーポンを案内できます。



受講を決めているなら、1,000円OFFを使わずに申し込むのはもったいないで。


・工学部卒
・新卒でブラック企業戦士となる
・28歳で公務員試験の受験を決意
・地元の社会人予備校に通う
・80時間の残業をしながら8か月間勉強
⇒県庁、市役所、国税専門官に合格
「公務員になりたい人」のため情報発信中!
>詳細プロフィールはこちらから
【忖度なし】公務員のライト行政学講座で気になったこと5つ
先に気になった点から整理します。



良いところだけでなく、受講前に知っておいたほうがいい点も正直に書くからな。
初回から固い用語が出てくる



正直最初は、用語が難しく感じると思う。
行政学は、1本目から官房学やシュタインの行政学といった固い言葉が出てきます。
行政学の歴史から入るので、テーマだけ見ると「いきなり難しそう」と感じる人もいるかもしれません。
ただ、講義は学問として深く掘るのではなく、試験でどう問われるかに着目して進みます。
具体的には、正解を探すだけでなく、似た言葉を入れ替えた選択肢をどう切るかという実践的な話が中心です。
主に間違っている選択肢を切る感覚を確認していきます。
特別区や東京都の過去問を使っていたのが印象的でした。
いきなり難しい用語が出てきますが、あまり身構えずに「解き方」に集中しましょう。



用語が固いだけで、中身は試験向けの解説なんやね。
似た制度・人物を一気に扱う回がある
行政学は、似た人物や制度がまとめて出てくる回があります。
官僚制の回では、ミヘルス、ウェーバー、マートン、セルズニック、グールドナー、リプスキーと、人物が次々に出てきます。
日本の行政組織の回でも、内閣官房、内閣府、行政委員会、審議会と、名前の似た組織が並びます。



名前が似すぎて、どれがどれか分からんくなりそう。
ここを全部自力で整理して暗記しようとすると、しんどいです。
ただ、講義では細かく覚える人物と、名前とキーワードだけ押さえればいい人物を、しっかり分けてくれます。
しかも、イメージしやすいように教えてくれるので、暗記の苦痛は少なめです。
たとえば、官僚制の単元では係長・課長・部長の組織図や、スーパーの肉売り場と飲料売り場が売り場面積を取り合う例で説明されるので、場面として頭に残ります。



文字だけで覚えるのしんどいからな。
1回で完璧に覚えようとせず、まずは違いが分かればOKです。
あとは過去問で「あの人の話だ」と反応できる状態にしていきましょう。
一部の講義はテンポが速い
行政改革とNPMの回は、制度名と人物名が一気に出てくるので、テンポが速く感じました。
市場化テスト、PFI、指定管理者制度、クーポン制度といった制度名が続きます。
後半では、サッチャー、中曽根、橋本龍太郎、小泉純一郎と、改革を進めた人物まで出てきます。



ここを一発で全部暗記しようとしたら、まず間違いなくパンクするで。
ただ、説明の入り方は分かりやすいです。
1970年代のオイルショックで政府のお金に余裕がなくなり、今まで行政がやっていた仕事を見直して、小さな政府や民間活用へ向かう。
このようにストーリーで教えてくれます。



制度名だけ覚えるより、例で見たほうが頭に残るな。
まず講義で歴史の流れをつかんで、人物名や会議名は過去問で後から固めていくと攻略しやすいです。
聞き流しだけでは厳しい



忖度なしで言うけど、耳だけで行政学を仕上げるのは無理やで。
1周目はちゃんと画面を見てな。
行政学は、聞き流しだけで完結させるのは厳しいです。
理由は暗記量が多く、耳だけで記憶していくのは現実的ではないからです。
耳だけで聞いていると、なんとなく分かった気になります。
でも本番で必要なのは、選択肢のどこがズレているかを見抜く力です。
だから、最初の1周は画面を見て、人物名や図を確認しながら進めたほうがいいです。
とはいえ、聞き流しが無駄になるわけではありません。
次のような復習では、かなり役に立ちます。
- 移動中に流して思い出す
- 苦手な回だけ聞き直す
- 過去問で間違えたところに戻る



最初は見て覚えて、復習で耳を使う感じにするよ。
講義時間のムラが大きい
行政学は、回によって講義時間の差がかなりあります。
行政学の講義時間一覧表
| 回 | 講義名 | 講義時間 |
|---|---|---|
| 1 | 行政学の歴史 | 20:57 |
| 2 | 官僚制 | 72:17 |
| 3 | アメリカ行政学 | 40:24 |
| 4 | 組織論 | 61:27 |
| 5 | 日本の行政組織 | 60:40 |
| 6 | 日本の行政システム | 63:14 |
| 7 | 過去問演習 | 13:13 |
| 8 | 行政改革①:行政改革・NPM | 40:22 |
| 9 | 行政改革②:政策過程・政策決定モデル | 29:53 |
| 10 | 行政改革③:政策過程・行政改革の過去問演習 | 17:35 |
| 11 | 行政責任と行政統制 | 45:42 |
| 12 | 予算&決算 | 35:27 |
| 13 | 地方自治 | 79:37 |
| 合計 | 約9時間41分 |
人物や制度が一気に出てくる官僚制、行政改革、地方自治あたりは、講義時間も長めで、1本でもかなり重いです。
一方で、予算と決算のように範囲が絞られていて、比較的軽い回もあります。



重い回と軽い回を同じペースで見ようとすると、途中でしんどくなるで。
だから、全部を同じ熱量で見る必要はありません。
僕はこんなふうに緩急をつけていました。
- 軽い回は一気に見る
- 重い回は止めながら見る
- 人物とキーワードを先に拾う
- 重い回は過去問のあとに戻る
長い講義は気合いだけで押し切るより、止めながら受講したほうが頭に残りやすいです。
受講したから分かる!行政学講座の良かった点6つ
ここからは、実際に受けて良かった点を整理します。
良かった点は次の6つです。



僕が行政学を仕上げられたのもここが大きい。
短期間で仕上げやすい
この講座の最大の良かった点は、短期で行政学を得点源にしやすいところです。
先生からも最初に言われますが、「問題を解けること」にフォーカスした講義なので、無駄が少ないです。
人物名・制度名・キーワードを得点にしやすい順に覚えることができます。



行政学って広げたらキリないで。
直前期に全部を完璧に拾おうとすると、普通にしんどい。
独学だと、参考書を前から順番に読んでしまいがちです。
そして、どこまで覚えればいいのか分からなくなります。
僕も受験生の時、行政学をなめていました。
暗記科目だから、直前で詰め込めばいいや。と思っていたんです。
でも実際は、直前期は他の科目も仕上げないといけなくて、スー過去を前にかなり焦っていました。
そんな時に、この講座を使ったことで行政学を得点源にできました。
もちろん、講義を聞くだけで自動的に覚えられるわけではありません。
ですが独学で全部拾いにいくより、出るところに絞ったほうが確実に早いです。



直前期ほど、この差は大きくなるで。
迷っている時間を減らせるのは大きいからな。
役所の動きを具体例で見せてくれる
行政学は、抽象論になりやすい科目です。
でもこの講座では、役所や組織の動きに落として説明してくれます。
たとえば、官僚制は係長、課長、部長のような身近な階層制度を用いて説明されます。
また稟議制では、文書が課長や関係部署を回り、決裁まで時間がかかるというリアルな話が出てきます。



用語だけやと眠いけど、噛み砕いてくれると分かりやすくなるな。
行政学は、言葉だけで覚えると正直面白くないです。
用語暗記で終わらず、組織がどう動くのかまで見える。
僕のように行政学が少し退屈に感じる人ほど、この具体例は助かると思います。
選択肢の切り方を過去問で学べる
この講座に限らず、ライトの講座のいいところは選択肢の切り方まで踏み込んでくれるところです。
特に行政学のような学系科目は、選択肢のひっかけ方を知っていると一気に効率が上がります。



ひっかけパターンって大体よく似てるからな。
たとえば、次のようなズレが出ます。
- 人物名とキーワードを入れ替える
- 制度名を逆にする
- 総論と各論を混同させる
- 似た言葉をこっそり置き換える
この講座を受けていると、このような代表的なひっかけ方を大体パターン化できてきます。



たしかに、またお前か!って何回もなったわ。
真面目に全てを覚えるのではなく、「切り方」をしっかり頭に入れて解く方が点になりやすいです。
ここは独学では身につけにくい勉強方法だと思います。
他科目とのつながりも見える
この講座では「ここは〜学でも出ます」的な話が何度かあります。
そこが分かれば全体的な得点アップに繋げることができます。
行政学と親和性がある科目
- 政治学
- 社会学
- 経営学
- 財政学
このあたりと普通にかぶります。
たとえば、官僚制のミヘルスやウェーバーは、政治学や社会学でも出てきます。
組織論は、テイラー、ファヨール、メイヨー、バーナードなどが出てきて、経営学にかなり近いです。
予算と決算では、財政学や経済系の科目ともつながります。
このように、行政学を勉強すれば、学系科目全体のちょっとした復習にもなります。
まずは行政学を得点源に変えて、その後に政治学や社会学など重なるところを拾っていきましょう。



つながりが見えるのはメリットやで!
他の科目もイメージしやすくなるからね。
公務員試験向けに割り切ってくれる
できたら最小限の勉強で、得点を重ねたいですよね。
この講座は公務員試験で点を取るための講座なので、試験対策として割り切って学びやすいです。
特別区、東京都、国家一般職、国税など、試験種ごとの出題のクセにも触れられるので、本当に無駄が少ないです。



学問として極めるより、試験で使える形にする感じやな。
得点することが目的なら、この割り切りは非常に助かります。
完璧に理解してから問題を解くのではなく、試験で切れるところから押さえる。
行政学に時間をかけたくない人ほど、この方向性は合っています。



行政学は時間をかけすぎる科目ちゃうからね。
浮いた時間で、経済や法律科目の勉強に回せるで。
直前期の復習に使いやすい
この講義は講義ごとにテーマがしっかり分かれているので、ピンポイントで復習しやすいです。
僕も、苦手テーマだけを拾って何度か復習していました。
各回のレビューや難易度は徹底解説しています。
>各回の詳細レビューを先に見る
聞き流しは初回学習には向きませんが、復習ではかなり使えます。
僕はまず机に座って、講義で学習と演習をしました。
そして、移動中などのスキマ時間はひたすら聞き流しをしていました。
直前期は、この使い方ができるととても便利ですよ。



全部やり直す時間なんてないから、苦手なところに戻ればええ。
直前期はこの使い方がハマる。
【全13回】行政学講座の受講レビュー
ここからは、全13回を受講者目線でガチレビューします。
講義内容のまとめではなく、実際に受けてどう感じたか?を中心に書きます。
注意点として、この行政学講座は、回によってかなり時間に違いがあります。
各講義の構成を表にまとめたので、気になる回だけ開いて読んでください。
| 回 | 講義名 | 講義時間 |
|---|---|---|
| 1 | 行政学の歴史 | 20:57 |
| 2 | 官僚制 | 72:17 |
| 3 | アメリカ行政学 | 40:24 |
| 4 | 組織論 | 61:27 |
| 5 | 日本の行政組織 | 60:40 |
| 6 | 日本の行政システム | 63:14 |
| 7 | 過去問演習 | 13:13 |
| 8 | 行政改革①:行政改革・NPM | 40:22 |
| 9 | 行政改革②:政策過程・政策決定モデル | 29:53 |
| 10 | 行政改革③:政策過程・行政改革の過去問演習 | 17:35 |
| 11 | 行政責任と行政統制 | 45:42 |
| 12 | 予算&決算 | 35:27 |
| 13 | 地方自治 | 79:37 |
| 合計 | 約9時間41分 |
1本目: 行政学の導入・行政学の歴史・シュタインの行政学
初回から「この科目でどう点を取るか」に特化した実践的な講義でした。
最初に人物とキーワードを押さえて、最後に過去問へつなげるという勉強順がはっきり示されます。
受けていて印象に残ったのは、知識の説明よりも「試験ではどうズラされるか」を何度も見せてくれるところです。
そのうえで、2022年の特別区や2014年の東京都1類の過去問を使い、正解を探すというより、間違っている選択肢を切る感覚を確認していく流れでした。
講義の温度感は淡々としていますが、初学者がつまずきやすい「何をどの深さで覚えればいいのか」はかなり見えやすいです。
行政学をじっくり勉強というより、出題される形から逆算して、暗記を過去問で使える状態にする重要性を学べる初回だと感じました。
2本目: 官僚制
官僚制を一気に扱います。
ミヘルス、ウェーバー、マートン、セルズニック、グールドナー、リプスキーなど、出てくる人物がかなり多いので、最初は名前だけでしんどく感じます。
ただ、冒頭で細かく覚える人物と、人物名とキーワードを押さえておけばよい人物を分けてくれます。
ここがあるので、全部を同じ濃さで暗記しようとしてパンクする感じはしませんでした。
説明も、単に用語を読み上げるだけではありません。
官僚制の階層は、係長、課長、部長のような身近な組織図でイメージさせます。
セルズニックの話では、スーパーの肉売り場と飲料売り場が売り場面積を取り合う例が出てきて、組織全体の目標が部署ごとの小さな目標にズレていく感覚がかなり掴みやすかったです。
注意点は、情報量が多いことです。
一回聞いて全部覚えるタイプの講義ではなく、まず人物と代表キーワードを通し、過去問で「あの人の話だ」と反応できるように勉強しました。
暗記量は多いですが、日常例をはさみながら進むので、官僚制がただの抽象論で終わらないのは良かったです。
3本目: アメリカ行政学
人物名はかなり出てきますが、官僚制よりも「時代が変わると行政への見方も変わる」という筋があるので、流れで追いやすい講義でした。
最初に扱うのは、アメリカの公務員任用制度です。
選挙に貢献した人を官職につけるスポイルズ・システムから、試験で能力を見るメリット・システムへ移る流れを確認します。
ここでは、政権交代のたびに人が入れ替わると、専門知識のない人にまた一から仕事を教えることになる、という説明があり、制度の欠点がかなりイメージしやすかったです。
その後は、政治と行政を分ける考え方から、世界恐慌をきっかけに政治と行政を切り離せなくなる流れへ進みます。
ウィルソン、グッドナウ、ホワイト、アップルビー、ダール、ワルドなど名前は多いですが、過去問では「ニューディール政策に関わったならアップルビー」「何のための能率かならワルド」のように、人物を特定するための目印を拾わせる説明になっていました。
この回のおかげで、人物名とキーワードの選択肢の入れ替えに反応できるようになりました。
特別区は基礎的な人物が出やすいという試験別の話もあり、復習するときにどこを優先するかが見えやすい回でした。
4本目: 組織論
行政学というより経営学にかなり近く、会社組織の話として聞いた方が入りやすい講義でした。
テイラー、ファヨール、ギューリック、メイヨー、バーナードなど人物は多いですが、講義では「誰が何を言ったか」だけでなく、組織をどう動かすかという話に落として説明されます。
たとえば命令の一元化では、複数の上司から別々に命令が来ると現場が混乱する、という形で整理されます。
ラインとスタッフの話も、大統領から省庁へ命令が流れるラインと、トップに助言するスタッフという構図で説明されるので、図を見ながらだとかなり理解しやすいです。
印象に残ったのは、ホーソン工場実験の説明です。
照明を暗くしたら作業効率が下がると思いきや、逆に上がってしまう。
お金を多くもらえるなら生産性が上がるはず、という前提も崩れる。
ここから、人間は単純に環境や給料だけで動くわけではない、という話につながっていきます。
用語の量は多く、音声だけで追うと重いので注意です。
ただ、組織論を「暗記科目」としてではなく、上司、部下、命令、給料、職場環境の話として見せてくれるので、理論の名前だけが浮く感じは少なかったです。
5本目: 日本の行政組織
ここまでの講義は学者や理論が中心でしたが、この回は内閣、内閣官房、内閣府、行政委員会、審議会など、実際の制度を見ていく内容に変わります。
人物暗記とは違うしんどさがありますが、公務員を目指す身にとって実務に近い回だと感じました。
講義では、全部の組織を均等に覚えさせるのではなく、試験でよく出るところを先に絞っています。
内閣府、内閣官房、人事院、会計検査院、国家公安委員会あたりを重点的に見る流れです。
内閣官房長官は聞いたことがあっても、内閣官房という組織自体は曖昧になりやすいので、総理を直接補佐し、重要政策の企画や総合調整をする組織として整理されるのは助かりました。
行政委員会と審議会の比較も、この回の大きな山です。
どちらも中立性や専門性が関わるため似ていますが、行政委員会は数が限られ、権限も強い。審議会は数が多く、基本的には意見を出す位置づけという形で対比されます。
会計検査院については、国の税金が適切に使われているかを見るため、内閣からの独立性が強いという説明があり、なぜ独立が必要なのかまでイメージしやすかったです。
細かい制度名は多いですが、試験に出る組織を優先してくれるので、丸暗記の範囲を絞りやすい講義でした。
6本目: 日本の行政システム・公務員制度
前回の内閣官房や内閣府の話からさらに進んで、合議制と独任制、スクラップ・アンド・ビルド、稟議制、大部屋主義、公務員制度まで広く見ていきます。
この回で分かりやすかったのは、日本の組織文化をかなり具体的に説明してくれるところです。
稟議制では、末端の職員が文書を作り、課長や関係部署を順番に回って、最後に決裁者へ届く流れが出てきます。知り合いの例として、そこまで難しくない文書でも決裁まで1か月、2か月かかった話があり、意思決定が遅くなる欠点がかなりリアルでした。
大部屋主義も、日本の役所らしさが出る話です。
一つの部屋に課の職員が集まり、個人ごとに仕事を細かく切るより、課として仕事を回していく。
アメリカのように個人の職務を明確にする職階制とは相性が悪く、職階法が作られても実施されず廃止されたという流れは、制度だけでなく職場の作り方まで関係していると分かります。
内容はかなり細かいですが、単なる制度暗記ではなく、日本の役所がなぜそう動くのかをイメージできる回でした。
公務員制度を志望先の働き方と結びつけて見たい人には、かなり使える講義だと思います。
7本目: 日本の行政組織・過去問演習
新しい知識を大量に入れるというより、行政委員会、審議会、内閣府、内閣官房などの知識を、選択肢の中でどう切るかを見ていく内容でした。
受けていて良かったのは、問題文が長いときの向き合い方を話してくれるところです。
長い問題は一見しんどいですが、文章が長いほど、間違いポイントが2か所、3か所と出てきて、逆に切りやすいことがあるという説明がありました。
「長いから難しい」と決めつけず、どこでズレているかを探す練習として見るのは、過去問演習の姿勢としてかなり実用的です。
また、試験種ごとの感覚も出てきます。
特別区なら基本的な人物や組織知識で対応しやすい一方、国税や国家一般職では細かい制度知識まで問われることがある。
今の段階で解けなくても、自分が受ける試験でどの深さまで必要かを知る材料にすればいい、という話は受験生には助かります。
解けなかった問題も、どこまで覚える必要があるかを確認する材料として使える回でした。
8本目: 行政改革・NPM
ここは理論名だけでなく、なぜ行政改革が必要になったのかという背景から入るので、流れは掴みやすいです。
1970年代のオイルショックで政府のお金に余裕がなくなり、今まで行政がやっていた仕事を見直す。
そこから「小さな政府」や民間活用の話につながっていきます。
印象に残ったのは、NPMの具体例をかなり生活に近い形で説明していたところです。
市場化テストでは、県がダムを作る例を使い、単に有名な会社を選ぶのではなく、条件や金額を比較して公平に選ぶという説明があり、制度のイメージがかなり具体的に掴めました。
PFI、指定管理者制度、バウチャー制度など、制度名は一気に出てきます。
ただ、それぞれを「民間の資金やノウハウを使う」「公共施設の管理を民間に任せる」「利用者側に選ばせる」と分けて説明するので、混同しにくいです。
後半の行政改革史は人物と会議名が多く重いですが、サッチャーなら無駄を削る流れ、中曽根なら民営化、橋本龍太郎なら省庁再編、小泉純一郎なら三位一体改革というように、政策と人物をセットで押さえる形でした。
制度名を丸暗記するより、「何を民間に任せたのか」「何を減らそうとしたのか」で整理できる回でした。
9本目: 政策過程・政策決定モデル・政策評価
最初に政策のライフサイクルとして、課題設定、立案、実施、評価、フィードバックという流れを確認します。
ここで「立案が最初ではなく、まず課題が設定される」という注意が入るので、政策過程を順番で覚えるときのズレを防ぎやすいです。
中心になるのは政策決定モデルです。
合理モデル、満足モデル、インクリメンタリズム、ゴミ箱モデル、キングダンの政策の窓、アリソンモデルなど、名前だけ見るとかなり重いです。
ただ、説明はわかりやすくイメージさせてくれます。
インクリメンタリズムでは、公務員試験の勉強をいきなり全部やるのではなく、まず数的を8割、その次に行政科目へ進むような段階的な考え方として説明されていました。
ゴミ箱モデルも印象に残ります。
政策決定の会議では、課題、解決策、情報、参加者がいつも整っているわけではなく、たまたま集まった条件の中で決まることがある。
「この前いた人が今日はいない」というような言い方で、理論の曖昧さがかなり現実の会議っぽく見えました。
後半は政策評価に入ります。
国よりも地方自治体の方が先に動いた話や、国レベルでは政策評価法が整備された話が出てきます。
人物名は多いですが、政策を決めて終わりではなく、実施後に評価して次へ戻す流れまで学ぶことができました。
10本目: 政策過程・行政改革の過去問演習
9本目で出てきたインクリメンタリズム、満足モデル、アリソンモデルなどを、実際の選択肢の中でどう判別するかを確認していきます。
大事なのは、人物名とキーワードを覚えただけでは切れない問題が出てくるところです。
たとえばアリソンモデルなら、政府を一人の合理的な行為者として見るのか、組織の手続きとして見るのか、政府内の駆け引きとして見るのかまで問われます。
単に「アリソン=キューバ危機」だけで止まっていると、選択肢の中身で迷う構成でした。
行政改革の問題では、第1次臨時行政調査会、第2次臨時行政調査会、行政改革会議などが混ざって出てきます。
内閣機能の強化、民営化、省庁再編のように、どの会議で何が話され、何が実現したのかを分けて見る必要があります。
講義の最後では、大卒程度の問題は知識が曖昧な段階で解くと難しく感じやすいので、まず個別の過去問をやってから取り組むとよい、という助言がありました。
演習回としては、暗記した用語をそのまま当てるだけでなく、選択肢の文章をどこまで読ませてくるかが見える内容でした。
11本目: 行政責任・行政統制・情報公開
中心になるのは、フリードリヒとファイナーの対比です。
フリードリヒは、行政官の専門知識や民衆感情への配慮を重視し、行政官自身の判断やモラルに期待する考え方として説明されます。
一方のファイナーは、それだけでは危ないとして、議会による統制や説明責任を重く見ます。
この対比はかなり分かりやすかったです。
行政官を信頼して裁量を認めるのか、それとも外からチェックしないと隠したり、なかったことにしたりする危険があると見るのか。
同じ行政責任でも、人間観がかなり違う形で整理されます。
過去問でも、フリードリヒの話にファイナーの要素を混ぜるような出し方があるため、単語だけでなく考え方の向きを覚える必要があります。
後半は、行政統制、情報公開制度、パブリックコメントへ進みます。
情報公開制度では、行政が持つ情報を国民に開示する制度だと説明しつつ、国の安全に関する情報など、開示されないものもあると押さえます。
パブリックコメントも、意見を聞くことは必要だが、出された意見を全部反映する義務まではないという点が整理されていました。
制度名は多いですが、「行政を信頼するのか、外から縛るのか」という軸があるので、責任論として理解しやすかったです。
12本目: 予算と決算
財政学や経済系の科目とも重なる内容ですが、行政学としては範囲が広すぎないので、これまでの回より整理しやすい印象でした。
最初に、予算は「何にいくら使うか」を決めるもので、決算はその通りに使われたかを確認するものだと説明されます。
日本の会計年度が4月1日から3月31日までで、1月から12月ではない点も、基本ですが試験では落としやすいところです。
また、通常予算だけでなく、暫定予算や補正予算も含めて、予算という名前がつく以上は国会の議決が必要だとかなり強調されていました。
アメリカの予算管理では、PPBS、MBO、ZBBが出てきます。PPBSは費用対効果を細かく見ようとするが、現場の作業量が重くなりすぎる。
MBOは現場中心で考えるため要望が膨らみやすい。ZBBは前年度実績を前提にしない分、毎回ゼロから判断する負担が大きい。
それぞれ良さだけでなく、続かなかった理由まで話してくれるのが分かりやすいです。
決算では、会計検査院が国のお金の使い方をチェックします。
国が関係していれば、地方自治体や法人も検査対象になり得るという話が出てきて、会計検査院の対象を狭く見すぎないよう注意できました。
13本目: 地方自治
まず英米型と大陸型の地方制度を比べ、そこから日本の制度へ入っていきます。
英米型は自治体警察や中央地方の対等関係、大陸型は国家警察や中央優位の関係として整理され、どちらか一方をしっかり覚えれば、もう片方は逆で考えやすいという進め方でした。
日本の地方制度では、戦前と戦後の違いが大きく扱われます。戦前は国の指揮命令が強く、地方は国の下に置かれる感覚が強い。
戦後は地方自治が憲法上も重視されますが、それでも国との関係が完全に切れたわけではありません。
その流れで、機関委任事務の廃止、自治事務と法定受託事務への整理が出てきます。
特に分かりやすかったのは、法定受託事務の説明です。国政選挙のように、本来は国が関わるべきことでも、実際には住民を把握している地方に任せた方がよい仕事がある。
だから地方が処理するが、国の関与も強く残るという位置づけです。自治事務では是正の要求まで、法定受託事務では是正の指示や代執行まであり得る、という対比も試験で使いやすいです。
最後は、普通地方公共団体と特別地方公共団体、政令指定都市などへ進みます。
横浜市の区長は選挙ではなく任命だというように、身近な自治体名で説明されるので、制度の違いをイメージしやすいです。
公務員のライト「行政学」の基本情報
ここでは、講座を検討するときに見ておくべき基本情報を整理します。
ただし、価格や視聴期限などは変わる可能性があります。
購入前には、必ず公式ページや公式LINEで最新情報を確認してくださいね。
講座の概要
| 講座時間 | 全13回 合計 約9時間41分 |
| 料金 | 定価13,200円 公務員のライト公式LINEで1,000円OFFクーポンを確認できます |
| 受講期限 | 購入日から245日間 |
| 教材 | PDF資料あり |



受講を決めている人は、1,000円OFFクーポンを先に確認してな。
講師情報
この講座はすべて、だーはら先生が担当してくれます。





行政学は結構、淡々と進めてくれる感じかな!
わかりやすかったでー!
教材・テキスト情報
行政学講座は、PDF資料が用意されています。
新たに受講者側で用意する必要はありません!



どんなテキストか見てみたいよ。
気になる人は、無料で2講義分体験できるので、試してみてください。
>無料体験講座をチェックしてみる
公務員のライト行政学講座のよくある質問
最後に、公務員のライト行政学を検討している人が気になりやすいところをまとめます。
直前期でも間に合いますか?
残り期間にもよりますが、行政学だけを短期で一通り回したい人には使いやすい講座です。
この講義は速習しやすい構成で、短期間で7割以上を狙いやすい内容になっています。
ただし、聞くだけで勝手に覚えられるわけではありません。講義後に過去問で選択肢を切る練習までやると、得点につながりやすいです。



僕の場合は、1週間ちょいでかなり仕上がったな。
1,000円OFFクーポンはどう使えますか?
ハンター公務員経由の公式LINEから、1,000円OFFクーポンの案内を確認できます。
受講を決めている人は、通常価格で申し込む前に確認しておきましょう。
キャンペーン内容は変更される可能性があるため、申し込み前に公式LINE内の案内を確認してください。
行政学はどの試験で出題がありますか?
結論、出題される試験を以下にまとめました。
| 試験種 | 出題数と形式 | 難易度 |
|---|---|---|
| 国家総合職 | 5問/40問(選択) | 難しい |
| 国家一般職 | 5問/40問(選択) | 普通 |
| 特別区 | 5問/40問(選択) | 普通 |
| 東京都Ⅰ類B | 記述問題 | 易しい |
| 地方上級 | 2問/40問(必須) | 易しい |
| 市役所 | 2問/40問(必須) | 易しい |
詳しく解説した記事を置いておきますので、気になったらチェックしてみてください。
ライトの行政学は聞き流しだけで仕上がりますか?
1周目は、画面を見ながら受講することをおすすめします。
行政学は、似た用語や人物名の入れ替えが多い科目だからです。
耳だけで聞いていると、どこが違うのかを落としやすいです。
聞き流しは、初回学習というより復習用に使うと効果的でした。
行政学は暗記が苦手でもいけますか?
苦手な人でも覚えやすい工夫はたくさんあります。ですが、暗記ゼロでは無理です。
行政学は、人物名・制度名・キーワードなど暗記量が割とあるからです。ただこの講座は、役所や組織の具体例に置き換えてくれるので、暗記が苦手な人でも入りやすいと思います。



名前だけ覚えるより、エピソード込みでつなげてくれる感じやね。
独学と講座ならどちらがいいですか?
時間がある人は、独学でも進められます。
ただ、直前期に行政学へ時間をかけすぎたくない人は、講座を使った方が早いです。
独学だと、参考書を前から順番に読んでしまいがちです。
行政学は範囲が広いので、どこまでやればいいのか分からなくなります。
講座を使うと最小限の勉強量で、短期間で得点を重ねやすいです。
他の学系科目と一緒に勉強できますか?
一緒に勉強しやすいです。
行政学は、政治学・経営学・社会学と重なる部分があります。
またこの講義でも、ここは〇〇学で出るよ、と教えてくれます。
直前期に一気に学系科目が得点源に変わると、試験全体の得点アップにも繋がりますよ。
公務員のライトって怪しくないですか?
不安な人は、いきなり購入せずに無料体験講座や運営情報を確認してから判断するのがおすすめです。
僕自身は実際に受講して、講義内容や教材に大きな不満はありませんでした。
ただし、講師の話し方や講義テンポには合う・合わないがあります。購入前に無料体験で雰囲気を見ておくと失敗しにくいです。
詳しくは下記でまとめましたので、チェックしてみてください。
公務員のライトの行政学で、直前期でも得点を積み上げよう
この記事では、公務員のライトの行政学講座を、実際に受講して合格した僕がガチレビューしました。
結論、行政学を最小限の勉強で短期間で得点源にしたい人には、かなりコスパの良い講座です。



自分1人でやろうとすると、片っ端からやらないとダメだから覚える量はかなり多くなるもんね。
そして僕自身もこの講座を直前で受講して、合格を勝ち取りました。
たしかに講座の価格は、1万円以上します。
ですが、知識ゼロの状態でスー過去を1ページ目から勉強するより、はるかに短期間で試験に使える形へ持っていきやすいです。



自分は合格可能性を少しでも上げられるなら、投資する価値はあると思ったで。
短期間で対策したいけど、行政学に時間をかける余裕がない人は確認してみてください。
また、ハンター公務員経由限定で1,000円OFFクーポンを案内できます。
受講を決めている人は、通常価格で申し込む前に確認しておきましょう。



このブログ経由限定で公務員のライト公式LINEから1,000円OFFクーポンを確認できるで。
受講を決めている人は、先に確認してな。











